IBM DB2 9.1 < Fix Pack 7の複数の脆弱性

medium Nessus プラグイン ID 36216

概要

リモートデータベースサーバーは、複数の問題の影響を受けます。

説明

バージョンによって、リモートホストで実行されているIBM DB2サーバーが9.1 Fix Pack 7より前であるため、以下の複数の脆弱性の影響を受けます。

- 特定の状況で、INNER JOIN述語がOUTER JOIN述語の前に適用され、これにより機密情報が漏洩する可能性があります。(JR31886)

- LDAPベースの認証が使用され、リモートのLDAPサーバーが匿名バインドを許可するように構成されている場合、有効なパスワードなしでDB2サーバーに接続できる場合があります。(JR32272)

- IPV6アドレス形式の相関トークンを使用するサードパーティのDRDAクライアントでDB2サーバーに接続することにより、リモートのDB2サーバーをクラッシュさせることが可能な場合があります。(IZ36683)

ソリューション

IBM DB2バージョン9.1 Fix Pack 7以降を適用してください。

参考資料

http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?rs=71&uid=swg21255607#7

http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg1JR31886

http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg1JR32272

http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg1IZ36683

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 36216

ファイル名: db2_9fp7.nasl

バージョン: 1.19

タイプ: remote

ファミリー: Databases

公開日: 2009/4/22

更新日: 2022/4/11

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

現状値: 3.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:N/A:N

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 5.3

現状値: 4.6

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:N/A:N

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:ibm:db2

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

参照情報

CVE: CVE-2009-1239, CVE-2009-1905, CVE-2009-1906

BID: 34650, 35171

CWE: 200, 287