Samba < 3.0.35 / 3.2.13 / 3.3.6の複数の脆弱性

low Nessus プラグイン ID 39502

概要

リモートのSambaサーバーは、セキュリティバイパスの脆弱性の影響を受けることがあります。

説明

バージョン番号によると、リモートホストで実行されているSambaのバージョンに、セキュリティバイパスの脆弱性があります。smbdでの初期化されていないデータの読み取りにより、アクセス制限がバイパスされる可能性があります。これにより、ユーザーは権限を拒否される必要がある場合でも、アクセスコントロールリスト(ACL)を変更できる可能性があります。

なお、攻撃を成功させるには、smb.confで「dos filemode」パラメーターを「yes」に設定する必要があります(デフォルト設定は「no」)。

注意:smbclientのバージョン 3.2.0 〜 3.2.12 は書式文字列の脆弱性の影響を受けますが、Nessusはこれをチェックしていません。

ソリューション

Sambaバージョン 3.3.6 / 3.2.13 / 3.0.35 またはそれ以降にアップグレードするか、ベンダーのアドバイザリで参照されている適切なパッチを適用してください。

参考資料

https://www.samba.org/samba/security/CVE-2009-1888.html

https://www.samba.org/samba/security/CVE-2009-1886.html

プラグインの詳細

深刻度: Low

ID: 39502

ファイル名: samba_acl_security_bypass.nasl

バージョン: 1.15

タイプ: remote

ファミリー: Misc.

公開日: 2009/6/24

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Low

基本値: 3.5

現状値: 2.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:S/C:N/I:P/A:N

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:samba:samba

必要な KB アイテム: SMB/samba, SMB/NativeLanManager

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

脆弱性公開日: 2006/7/10

参照情報

CVE: CVE-2006-3403, CVE-2009-1886, CVE-2009-1888

BID: 35472

CWE: 134, 264

Secunia: 35539