FCKeditor「CurrentFolder」の任意のファイルのアップロード

high Nessus プラグイン ID 39806

概要

リモートWebサーバーに、任意ファイルアップロードの脆弱性の影響を受けるPHPアプリケーションが含まれています。

説明

FCKeditorが、リモートホストにインストールされています。これは、Dokeos、GForge、Geeklog、XoopsなどのWebアプリケーションにバンドルされるオープンソースHTMLテキストエディターですが、単独でインストールすることもできます。

このソフトウェアのインストールされているバージョンは、「editor/filemanager/connectors/php」の下に配置された「upload.php」スクリプトの「CurrentFolder」パラメーターに渡される入力のサニタイズに失敗します。PHPの「magic_quotes_gpc」設定が無効になっている場合は、攻撃者が、この問題を利用して、リモートシステムで任意のファイルをアップロードし、コマンドを実行する可能性があります。

ソリューション

FCKeditor 2.6.4.1以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://ocert.org/advisories/ocert-2009-007.html

https://www.securityfocus.com/archive/1/archive/1/504721/100/0/threaded

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 39806

ファイル名: fckeditor_currentfolder_file_upload.nasl

バージョン: 1.20

タイプ: remote

ファミリー: CGI abuses

公開日: 2009/7/15

更新日: 2022/4/11

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.4

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 6.2

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.8

現状値: 8.2

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:F/RL:O/RC:C

脆弱性情報

必要な KB アイテム: www/PHP

除外される KB アイテム: Settings/disable_cgi_scanning

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

Nessus によりエクスプロイト済み: true

パッチ公開日: 2009/7/6

脆弱性公開日: 2009/7/3

エクスプロイト可能

CANVAS (CANVAS)

Core Impact

Metasploit (ColdFusion 8.0.1 Arbitrary File Upload and Execute)

参照情報

CVE: CVE-2009-2265

BID: 31812

CWE: 22

SECUNIA: 35747