MS09-056: Windows CryptoAPI の脆弱性により、なりすますことができる可能性があります(974571)

medium Nessus プラグイン ID 42112

概要

特定の ID 検証方法がバイパスされ、なりすましをできることがあります。

説明

リモート Windows ホストに含まれているバージョンの Microsoft Windows CryptoAPI は、以下の複数の脆弱性の影響を受けます。

- Microsoft Windows CryptoAPI コンポーネントには、X.509 証明書から ASN.1 情報を解析するとき、なりすましの脆弱性が存在します。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、別のユーザーまたはシステムになりすますことがあります。(CVE-2009-2510)

- Microsoft Windows CryptoAPIコンポーネントには、X.509証明書からのASN.1オブジェクト識別子を解析するとき、なりすましの脆弱性が存在します。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、別のユーザーまたはシステムになりすますことがあります。(CVE-2009-2511)

ソリューション

Microsoft は、Windows 2000、XP、2003、Vista、2008、Windows 7 用のパッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://www.nessus.org/u?c31ec543

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 42112

ファイル名: smb_nt_ms09-056.nasl

バージョン: 1.27

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2009/10/13

更新日: 2020/8/5

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

現状値: 3.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:N/A:N

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2009/10/13

脆弱性公開日: 2009/10/13

参照情報

CVE: CVE-2009-2510, CVE-2009-2511

BID: 36475, 36577

CWE: 189, 310

IAVA: 2009-A-0095-S

MSFT: MS09-056

MSKB: 974571