php に複数の脆弱性が検出され、修正されています。

PHP 5.3.0、5.2.10 およびそれ以前のバージョンの zend_ini.c にある zend_restore_ini_entry_cb 関数により、コンテキスト固有の攻撃者は、機密情報（メモリコンテンツ）を取得でき、また、ini_set 関数を使用して変数を宣言することで PHP をクラッシュさせ、その後 ini_restore 関数を使用して変数を復元することができます（CVE-2009-2626）。

5.2.12 以前の PHP の htmlspecialchars 関数は以下を適切に処理しません。 (1) 長すぎる UTF-8 シーケンス、(2) 無効な Shift_JIS シーケンス、 (3) 無効な EUC-JP シーケンス。これによってリモートの攻撃者は、特殊文字の前に細工されたバイトシーケンスを配置することで、クロスサイトスクリプティグ (XSS) 攻撃を実行できます（CVE-2009-4142）。

Corporate Desktop 2008.0 のお客様向けに 2008.0 用パッケージが用意されています。

更新パッケージには、これらの問題を修正するため、パッチが適用されています。

検出

Mandriva Linux セキュリティアドバイザリ：php（MDVSA-2010:008）

medium Nessus プラグイン ID 44041

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