Debian DSA-1900-1：postgresql-7.4、postgresql-8.1、postgresql-8.3、postgresql-8.4 - いくつかの脆弱性
medium Nessus プラグイン ID 44765
Language:
概要
リモート Debian ホストに、セキュリティ更新がありません。説明
SQL データベースシステムである PostgreSQL にいくつかの脆弱性が発見されました。Common Vulnerabilities and Exposures プロジェクトは次の問題を特定しています：- CVE-2009-3229 認証されたユーザーが、$libdir/plugins に何らかのライブラリが存在する場合、その中のライブラリを再ロードすることで、バックエンドサーバーをシャットダウンする可能性があります。（旧安定版（oldstable）ディストリビューション（etch）では、この問題による影響はありません。）
- CVE-2009-3230 関数インデックスでの関数実行の誤りのために、認証済みのスーパーユーザーでないユーザーが、関数およびテーブルを作成できる場合、データベーススーパーユーザーの権限を得る可能性があります。
- CVE-2009-3231 PostgreSQL が LDAP 認証で構成されており、LDAP 構成により匿名バインドができる場合、ユーザーが空のパスワードで自身を認証できる可能性があります。（旧安定版（oldstable）ディストリビューション（etch）では、この問題による影響はありません。）
さらに、この更新には、セキュリティ問題を目標としない信頼性改善が含まれています。
ソリューション
PostgreSQL パッケージをアップグレードしてください。旧安定版（old stable）ディストリビューション（etch）では、これらの問題は、postgresql-7.4 ソースパッケージのバージョン 7.4.26-0etch1 で修正されており、また postgresql-8.1 ソースパッケージのバージョン 8.1.18-0etch1 で修正されました。
安定版（stable）ディストリビューション（lenny）では、これらの問題は postgresql-8.3 ソースパッケージのバージョン 8.3.8-0lenny1 で修正されました。
参考資料
https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2009-3229
https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2009-3230
プラグインの詳細
深刻度: Medium
ID: 44765
ファイル名: debian_DSA-1900.nasl
バージョン: 1.13
タイプ: local
エージェント: unix
ファミリー: Debian Local Security Checks
公開日: 2010/2/24
更新日: 2021/1/4
サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus
リスク情報
VPR
リスクファクター: Medium
スコア: 5.9
CVSS v2
リスクファクター: Medium
基本値: 6.8
ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P
脆弱性情報
CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:postgresql-7.4, p-cpe:/a:debian:debian_linux:postgresql-8.1, p-cpe:/a:debian:debian_linux:postgresql-8.3, p-cpe:/a:debian:debian_linux:postgresql-8.4, cpe:/o:debian:debian_linux:4.0, cpe:/o:debian:debian_linux:5.0
必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l
パッチ公開日: 2009/10/2