Martijn Wargers 氏、Josh Soref 氏、Jesse Ruderman 氏、および Ehsan Akhgari 氏が、Firefox のブラウザエンジンの欠陥を発見しました。ユーザーが騙されて悪意のある Web サイトを表示すると、リモートの攻撃者がサービス拒否を引き起こしたり、プログラムを呼び出しているユーザーの権限で任意のコードを実行したりする可能性があります。（CVE-2010-0173、CVE-2010-0174）

前回に解放されたメモリに Firefox がアクセスできることが判明しました。ユーザーが騙されて悪意のある Web サイトを表示すると、リモートの攻撃者がサービス拒否を引き起こしたり、プログラムを呼び出しているユーザーの権限で任意のコードを実行したりする可能性があります。
（CVE-2010-0175、 CVE-2010-0176、CVE-2010-0177）

Paul Stone 氏が、Firefox のマウスクリックがドラッグアンドドロップイベントに変更される可能性があることを発見しました。細工された Web サイトでユーザーが騙されてこのアクションを 2 回実行した場合、攻撃者が Chrome 権限で任意の JavaScript を実行する可能性があります。（CVE-2010-0178）

Firebug アドオンが使用する XMLHttpRequestSpy モジュールを使用してブラウザ内の権限を昇格できることが分かりました。Firebug アドオンをインストールしたユーザーが騙されて悪意のある Web サイトを表示すると、攻撃者が任意の JavaScript を実行する可能性があります。（CVE-2010-0179）

Henry Sudhof 氏は、イメージタグが mailto: URL へのリダイレクトとして使用されて、外部メールハンドラーが起動される可能性があることを発見しました。（CVE-2010-0181）

Wladimir Palant 氏は、Firefox が XML コンテンツへのセキュリティチェックを必ずしも実施していないことを発見しました。攻撃者がこれを悪用して、セキュリティポリシーをバイパスし、特定のリソースをロードする可能性があります。（CVE-2010-0182）。

検出

Ubuntu 9.10：firefox-3.5、xulrunner-1.9.1 脆弱性（USN-921-1）

critical Nessus プラグイン ID 45484

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