JBoss Enterprise Application Platform(EAP)「/web-console」の認証バイパス

medium Nessus プラグイン ID 46181

概要

リモート Web サーバーは安全に構成されておらず、セキュリティバイパス攻撃に対して脆弱なままです。

説明

リモートホストで実行されているバージョンの JBoss Enterprise Application Platform(EAP)により、「/web-console」ディレクトリの特定のドキュメントに認証を受けずにアクセスできます。これは「web.xml」での不適切な構成によるものであり、ここで必要なのは GET と POST のリクエストに対する認証のみです。これ以外のコマンド(HEAD、DELETE、PUT など)を指定すると、デフォルトの GET ハンドラーが認証なしで使用されます。

リモートの攻撃者はこれを悪用して、認証情報を提供せずに機密情報を取得できます。

このバージョンの JBoss EAP には他の脆弱性がある可能性がありますが、Nessus ではそれらの問題はチェックされていません。

ソリューション

JBoss EAP バージョン 4.2.0.CP09 / 4.3.0.CP08 または以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?a1451410

http://www.mindedsecurity.com/MSA030409.html

https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=585899

https://www.redhat.com/security/data/cve/CVE-2010-1428.html

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 46181

ファイル名: jboss_eap_jmx_console_auth_bypass.nasl

バージョン: 1.19

タイプ: remote

ファミリー: Web Servers

公開日: 2010/4/29

更新日: 2023/4/25

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.2

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

現状値: 4.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:N/A:N

CVSS スコアのソース: CVE-2010-1428

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:redhat:jboss_enterprise_application_platform

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2010/4/26

脆弱性公開日: 2010/4/26

CISA の既知の悪用された脆弱性の期限日: 2022/6/15

参照情報

CVE: CVE-2010-1428

BID: 39710

SECUNIA: 39563