RHEL 3 / 4 / 5:pango(RHSA-2010:0140)

medium Nessus プラグイン ID 46263

Language:

概要

リモート Red Hat ホストに 1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

1 つのセキュリティ問題を修正する、更新済みの pango および evolution28-pango パッケージが、Red Hat Enterprise Linux 3、4、5 で現在利用可能です。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新は重要度中のセキュリティ影響があると評価しています。

Pango は、国際化テキストのレイアウトおよびレンダリングに使用されるライブラリです。

Pango フォントのレンダリングライブラリがフォントの文字マップおよび Unicode プロパティデータベースから Glyph Definition (GDEF) テーブルを合成する方法に、アレイインデックスエラーを引き起こす入力サニタイズの欠陥が見つかりました。攻撃者が特別に細工したフォントファイルを作成し、疑いを持たないローカルユーザーを騙して、Pango フォントレンダリングライブラリを使用するアプリケーションでこのフォントファイルをロードさせると、アプリケーションがクラッシュすることがあります。(CVE-2010-0421)

pango および evolution28-pango のユーザーは、パックポートされたパッチが含まれる、これら更新済みのパッケージへアップグレードし、この問題を解決することが推奨されます。この更新のインストール後、システムまたは X セッションを再起動してこの更新を有効にする必要があります。

ソリューション

影響を受けるパッケージを更新してください。

参考資料

https://access.redhat.com/security/cve/cve-2010-0421

https://access.redhat.com/errata/RHSA-2010:0140

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 46263

ファイル名: redhat-RHSA-2010-0140.nasl

バージョン: 1.21

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2010/5/11

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:N/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:redhat:enterprise_linux:evolution28-pango, p-cpe:/a:redhat:enterprise_linux:evolution28-pango-devel, p-cpe:/a:redhat:enterprise_linux:pango, p-cpe:/a:redhat:enterprise_linux:pango-devel, cpe:/o:redhat:enterprise_linux:3, cpe:/o:redhat:enterprise_linux:4, cpe:/o:redhat:enterprise_linux:4.8, cpe:/o:redhat:enterprise_linux:5, cpe:/o:redhat:enterprise_linux:5.4

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu

パッチ公開日: 2010/3/15

脆弱性公開日: 2010/3/18

参照情報

CVE: CVE-2010-0421

RHSA: 2010:0140