ClamAV < 0.96.1 複数の脆弱性

medium Nessus プラグイン ID 46706

概要

リモートのウイルス対策サービスは、複数のサービス拒否の脆弱性による影響を受けます。

説明

バージョンによると、リモートホストの clamd ウイルス対策デーモンのバージョンは 0.96.1 より前です。このようなバージョンは、報告されているところによれば、以下の複数の脆弱性の影響を受けます。

- 特定の PDF ファイルを処理する際に、「libclamav/pdf.c」の「cli_pdf()」関数内にエラーが存在します。
(バグ 2016)

- PE アイコンを処理する際に、「libclamav/pe_icons.c」の「parseicon()」関数内にエラーが存在します。これを悪用することで、データを読み取る際に領域外のアクセスを誘発する可能性があり、特別に細工された PE ファイルを通じてクラッシュを引き起こす可能性があります。(バグ 2031)

ソリューション

ClamAV 0.96.1 または以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?ef449c91

https://bugzilla.clamav.net/show_bug.cgi?id=2016

https://bugzilla.clamav.net/show_bug.cgi?id=2031

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 46706

ファイル名: clamav_0_96_1.nasl

バージョン: 1.15

タイプ: remote

ファミリー: Misc.

公開日: 2010/5/24

更新日: 2018/11/15

設定: パラノイドモードの有効化

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

現状値: 3.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:P

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:clamav:clamav

必要な KB アイテム: Settings/ParanoidReport, Antivirus/ClamAV/version

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2010/5/19

脆弱性公開日: 2010/5/21

参照情報

CVE: CVE-2010-1639, CVE-2010-1640

BID: 40317, 40318

Secunia: 39895