Apache Tomcat 4.x < 4.1.32 の複数の脆弱性
medium Nessus プラグイン ID 47029
Language:
概要
リモートの Apache Tomcat サービスは、複数の脆弱性の影響を受けることがあります。説明
自己報告されたバージョン番号によると、リモートホストでリッスンしている Apache Tomcat 4.x のインスタンスは、4.1.32 より前のバージョンであり、そのために以下の脆弱性の影響を受けることがあります。- リモートにインストールされている Apache Tomcat は、サービス拒否攻撃に脆弱です。ディレクトリのリスティングが有効な場合、大規模なディレクトリのコンテンツを取得する機能呼び出しによって、パフォーマンスが低下することがあります。
（CVE-2005-3510）
- リモートにインストールされている Apache Tomcat は、クロスサイトスクリプティング攻撃に脆弱なことがあります（JSP 例が有効な場合）。これらの JSP 例の一部では、ユーザー入力は適切に検証されません。（CVE-2005-4838）
- リモートにインストールされている Apache Tomcat により、リモートユーザーは、ファイル名の前にセミコロンを置くことで、マップされた拡張子を使ってディレクトリのコンテンツをリストできます。
（CVE-2006-3835）
- 有効な場合、JSP カレンダーサンプルアプリケーションは、ユーザー入力が適切に検証されないため、クロスサイトスクリプティング攻撃に脆弱です。（CVE-2006-7196）
- リモートにインストールされている Apache Tomcat（デフォルトの構成）により、SSL 使用時に安全でない暗号を使用できます。（CVE-2007-1858）
- 許可されていない IP アドレスからのリクエストが、RequestFilterValve を拡張するバルブで保護されたコンテキストにアクセスできることにより、リモートにインストールされている Apache Tomcat が情報漏洩攻撃に脆弱なことがあります。（CVE-2008-3271）
Nessus では、この欠陥を実際にはテストしていませんが、その代わりに Tomcat のバナーのバージョンまたはエラー ページに依存しているため、誤検出の可能性があることに、注意してください。
ソリューション
Apache Tomcat バージョン 4.1.32 または以降に更新してください。参考資料
http://tomcat.apache.org/security-4.html#Fixed_in_Apache_Tomcat_4.1.32
プラグインの詳細
深刻度: Medium
ID: 47029
ファイル名: tomcat_4_1_32.nasl
バージョン: 1.22
タイプ: combined
エージェント: windows, macosx, unix
ファミリー: Web Servers
公開日: 2010/6/16
更新日: 2024/5/6
設定: 徹底したチェックを有効にする
サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus
リスク情報
VPR
リスクファクター: Medium
スコア: 4.4
CVSS v2
リスクファクター: Medium
基本値: 5
現状値: 3.9
ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:N/A:N
CVSS スコアのソース: CVE-2005-3510
CVSS v3
リスクファクター: Medium
基本値: 5.3
現状値: 4.8
ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:N/A:N
現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C
脆弱性情報
CPE: cpe:/a:apache:tomcat:4
必要な KB アイテム: installed_sw/Apache Tomcat
エクスプロイトが利用可能: true
エクスプロイトの容易さ: Exploits are available
パッチ公開日: 2006/6/16
脆弱性公開日: 2005/1/3
参照情報
CVE: CVE-2005-3510, CVE-2005-4838, CVE-2006-3835, CVE-2006-7196, CVE-2007-1858, CVE-2008-3271