MS KB2219475:Windowsヘルプセンター hcp: // プロトコルハンドラーにおける任意のコードの実行

high Nessus プラグイン ID 47045

概要

Windows ヘルプとサポートセンターを使用するリモートホスト上で、任意のコードが実行される可能性があります。

説明

リモートの攻撃者が、影響を受けるホストのユーザーを騙して、巧妙に作りこまれた「hcp: //」URLを含む悪意のある Web ページにアクセスさせると、HCPプロトコルを使用するURLを検証できないために生じるWindowsヘルプとサポートセンターのパッチ未適用の脆弱性が利用され、ユーザーの権限範囲でホストで任意のコードが実行される可能性があります。

ソリューション

回避策として、MS10-042を適用するか、HCPプロトコルのレジスターを取り消すことを検討してください。

注意:ただし、回避策を適用することにより、「hcp: //'.

参考資料

https://seclists.org/fulldisclosure/2010/Jun/205

https://www.nessus.org/u?1bd7b338

https://www.nessus.org/u?da3bd311

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 47045

ファイル名: smb_kb_2219475.nasl

バージョン: 1.29

タイプ: local

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2010/6/18

更新日: 2020/8/5

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Critical

スコア: 9.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/WindowsVersion, SMB/Missing/MS10-042, SMB/Registry/Enumerated

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

脆弱性公開日: 2010/6/9

エクスプロイト可能

CANVAS (CANVAS)

Core Impact

Metasploit (Microsoft Help Center XSS and Command Execution)

参照情報

CVE: CVE-2010-1885, CVE-2010-2265

BID: 40721, 40725

CERT: 578319

IAVA: 2010-A-0095-S

MSFT: MS10-042

MSKB: 2219475