Moodle < 1.9.6/1.8.10 複数の脆弱性

medium Nessus プラグイン ID 47128

概要

リモート Web サーバーは、複数の脆弱性の影響を受ける Web アプリケーションをホストしています。

説明

リモートホストにインストールされている Moodle は、1.9.6/1.8.10 より前のバージョンです。したがって、以下の複数の脆弱性による影響を受けます:

- 電子メール変更確認コードにおいて、電子メールアドレスが適切にエスケープされません。(MDL-20295)

- 1.9.0 より古いバージョンからアップグレードを行う際、特定のタグが適切にエスケープされません。(MDL-19709)

- 一部の教師が、単一の簡易ディスカッションフォーラムで最初の投稿を更新する間、SQL インジェクション攻撃を実行する可能性があります。(MDL-20555)

- 「update_record」関数は SQL インジェクション問題の影響を受けます。登録されたユーザーがこの問題を悪用し、データベースクエリを操作することで、機密情報の漏洩や下層のデータベースに対する攻撃などを引き起こす可能性があります。(MDL-20309)

- 概括レポートコースの教師権利を持っていない教師も、全コースの学生の成績を閲覧できる可能性があります。(MDL-20355)

- ADODB OCI8/MSSQL ドライバーのエラーにより、SQL インジェクションが引き起こされる可能性があります(Oracle および MS SQL データベースを使用するサーバーのみが影響を受けます)。(MDL-19452)

ソリューション

Moodle 1.9.6/1.8.10 以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://docs.moodle.org/en/Moodle_1.9.6_release_notes#Security_issues

http://docs.moodle.org/en/Moodle_1.8.10_release_notes

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 47128

ファイル名: moodle_196.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: remote

ファミリー: CGI abuses

公開日: 2010/6/24

更新日: 2022/4/11

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:moodle:moodle

必要な KB アイテム: www/PHP, installed_sw/Moodle

パッチ公開日: 2009/10/21

脆弱性公開日: 2009/10/21