MS10-049:SChannel のリモートコード実行可能な脆弱性(980436)

high Nessus プラグイン ID 48286

Language:

概要

Secure Channel セキュリティパッケージを使用しているリモート Windows ホスト上で任意のコードを実行できる可能性があります。

説明

リモート Windows ホストは、以下の 1 つ以上の脆弱性に影響を受ける Secure Channel(SChannel)セキュリティパッケージのバージョンを実行しています:

- SChannel 認証コンポーネントでは、クライアントが初期ハンドシェイク後に接続の再ネゴシエーションを行うことができます。これが悪用され、認証されたクライアントを偽装するトラフィックの効果的な送信により、暗号化された接続に情報が注入される可能性があります。(CVE-2009-3555)

- SChannel がサーバーから送信された証明書リクエストメッセージを検証する方法により、攻撃者が影響を受けるシステム上のユーザーを騙して SSL または TLS 上の悪意のある Web サーバーに接続させた場合、サービス拒否、あるいは、さらに任意のコードの実行が引き起こされる可能性があります。(CVE-2010-2566)

ソリューション

Microsoft は、Windows XP、2003、Vista、2008、7、2008 R2 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2010/ms10-049

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 48286

ファイル名: smb_nt_ms10-049.nasl

バージョン: 1.21

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2010/8/11

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 7.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2010/8/10

脆弱性公開日: 2009/11/4

参照情報

CVE: CVE-2009-3555, CVE-2010-2566

BID: 36935, 42246

CWE: 310

MSFT: MS10-049

MSKB: 980436