5.0.375.127 より前の Google Chrome の複数の脆弱性

high Nessus プラグイン ID 48383

概要

リモートホストに含まれるWebブラウザは複数の脆弱性の影響を受けています。

説明

リモートホストにインストールされているGoogle Chromeのバージョンは、5.0.375.127より前です。このようなバージョンは、報告されているところによれば、以下の複数の脆弱性の影響を受けます。

- ファイルダイアログにより、メモリ破損の脆弱性が存在しています。(問題#45400)

- SVG ファイルの処理を行う際に、メモリ破損の脆弱性が存在しています。(問題#49596)

- テキスト編集による不適切なキャストにより、脆弱性が存在しています。(問題#49628)

- 脆弱性が存在しており、履歴バグからアドレスバースプーフィングが可能になります。(問題#49964)

- MIME タイプの処理に、メモリ破損の脆弱性が存在します。(問題 #50515、#51835)

- 通知バグを通じたシャットダウンのクラッシュによる、脆弱性が存在しています。(問題#50553)

- ユーザーがパスワードを入力する可能性があれば、omnibox 自動補完で脆弱性が発生する可能性があります。
(問題#51146)

- ruby サポートに、メモリ破損の脆弱性が存在します。(問題#51654)

- 位置情報サポートに、メモリ破損の脆弱性が存在します。(問題#51670)

ソリューション

Google Chrome 5.0.375.127 以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?5bbfb195

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 48383

ファイル名: google_chrome_5_0_375_127.nasl

バージョン: 1.18

タイプ: local

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2010/8/20

更新日: 2022/4/11

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:google:chrome

必要な KB アイテム: SMB/Google_Chrome/Installed

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2010/8/19

脆弱性公開日: 2010/8/19

参照情報

CVE: CVE-2010-3112, CVE-2010-3113, CVE-2010-3114, CVE-2010-3115, CVE-2010-3116, CVE-2010-3117, CVE-2010-3118, CVE-2010-3119, CVE-2010-3120

BID: 42571, 44199, 44200, 44201, 44203