MS KB982316：Windows サービス分離バイパスを利用した権限昇格
medium Nessus プラグイン ID 48761
Language:
概要
リモート Windows ホストに、権限昇格の脆弱性があります。説明
リモートホスト上で Windows サービス分離がバイパスされ、権限昇格が引き起こされる可能性があります。ローカルの攻撃者がこれを悪用し、TAPI サービスを利用して SYSTEM としてコードを実行する可能性があります。
NetworkService ユーザーとして実行される他の Windows サービス（例：IIS、SQL Server）が類似の問題の影響を受けますが、Nessus はこれらの問題を確認していません。
ソリューション
Microsoft は、WindowsXP、2003、Vista、2008、7、2008 R2 用パッチのセットをリリースしました：http://technet.microsoft.com/en-us/security/advisory/2264072
これらのパッチによってこの脆弱性が緩和されますが、ユーザーは、これが Microsoft による非セキュリティ更新として見なされていることに留意する必要があります。詳細は、Microsoft のアドバイザリを参照してください。
参考資料
http://argeniss.com/research/TokenKidnappingRevengePaper.pdf
https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityAdvisories/2010/2264072
プラグインの詳細
深刻度: Medium
ID: 48761
ファイル名: smb_kb982316.nasl
バージョン: 1.12
タイプ: local
エージェント: windows
ファミリー: Windows
公開日: 2010/8/26
更新日: 2018/11/15
サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus
リスク情報
VPR
リスクファクター: Medium
スコア: 6.7
CVSS v2
リスクファクター: Medium
基本値: 6.8
現状値: 5
ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:S/C:C/I:C/A:C
脆弱性情報
CPE: cpe:/o:microsoft:windows
必要な KB アイテム: SMB/Registry/Enumerated, SMB/WindowsVersion
エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available
パッチ公開日: 2010/8/10
脆弱性公開日: 2010/8/10
参照情報
CVE: CVE-2010-1886
BID: 42278
MSKB: 982316