phpMyAdmin setup.php 任意の PHP コード実行(PMASA-2010-4)

high Nessus プラグイン ID 48908

概要

リモート Web サーバーに含まれる PHP アプリケーションにより、任意のコードを実行できることがあります。

説明

リモートホストにインストールされている phpMyAdmin のバージョンに付属する設定スクリプトが、アプリケーション用の構成ファイルを生成するために使用する前に、ユーザー入力を適切にサニタイズしません。特殊に細工された POST リクエストを投稿することで、任意の PHP コードインジェクションに繫がることがあります。

リモートの攻撃者がこれを悪用し、セットアップスクリプトを使用して注入された PHP コードを含む構成ファイルを生成し、それをサーバーに保存してロードすることにより、Web サーバーの権限で任意の PHP コードの実行を引き起こす可能性があります。

ソリューション

phpMyAdmin 2.11.10.1 以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?b30f398f

https://www.phpmyadmin.net/security/PMASA-2010-4/

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 48908

ファイル名: phpmyadmin_pmasa_2010_4.nasl

バージョン: 1.14

タイプ: remote

ファミリー: CGI abuses

公開日: 2010/8/27

更新日: 2022/4/11

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.6

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 5.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:phpmyadmin:phpmyadmin

必要な KB アイテム: www/PHP, www/phpMyAdmin

除外される KB アイテム: Settings/disable_cgi_scanning

エクスプロイトの容易さ: No exploit is required

Nessus によりエクスプロイト済み: true

パッチ公開日: 2010/8/20

脆弱性公開日: 2010/8/15

参照情報

CVE: CVE-2010-3055

BID: 42591

SECUNIA: 41058