Cisco IOS Secure Copy の承認バイパスの脆弱性

high Nessus プラグイン ID 49009

Language:

概要

リモート装置に、ベンダーが提供したセキュリティパッチがありません。

説明

Cisco Internetwork Operating System(IOS)のサーバー側の Secure Copy(SCP)の実装には、権限レベルに関わらず、あらゆる有効なユーザーが、Secure Copy サーバーとなるように構成された IOS デバイスへ/からファイルを転送することを可能にする脆弱性があります。この脆弱性により、有効なユーザーが、デバイスのファイルシステム上のファイルを取得したり、これに書き込む可能性があります。これには、デバイスの保存された構成が含まれます。この構成ファイルには、パスワードやその他の機密情報が含まれることがあります。
IOS Secure Copy Server はオプションのサービスであり、デフォルトでは無効です。IOS Secure Copy Server サービスを有効にするよう明示的に構成されていないデバイスは、この脆弱性による影響を受けません。
この脆弱性は、IOS Secure Copy Client の機能には当てはまりません。

ソリューション

Cisco セキュリティアドバイザリ cisco-sa-20070808-scpで言及されている関連パッチを適用してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?6281a98b

http://www.nessus.org/u?fde51b32

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 49009

ファイル名: cisco-sa-20070808-scphttp.nasl

バージョン: 1.17

タイプ: local

ファミリー: CISCO

公開日: 2010/9/1

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 8.5

現状値: 6.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:S/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:cisco:ios

必要な KB アイテム: Host/Cisco/IOS/Version

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2007/8/8

脆弱性公開日: 2007/8/8

参照情報

CVE: CVE-2007-4263

BID: 25240

CISCO-SA: cisco-sa-20070808-scp

CISCO-BUG-ID: CSCsc19259