MS10-061: 印刷スプーラーサービスでのリモートコード実行可能な脆弱性(2347290)(EMERALDTHREAD)

critical Nessus プラグイン ID 49219

概要

スプーラーサービスの欠陥により、リモートホストで任意のコードを実行できます。

説明

リモートのWindowsホストのPrint Spoolerサービスのバージョンは、サービスなりすましの脆弱性の影響を受けます。この脆弱性により、権限のないリモートの攻撃者がWindows XPシステムで任意のコードを実行して、サポートされている他のすべてのWindowsシステムで権限を昇格できる可能性があります。

EMERALDTHREADは、Shadow Brokersというグループにより2017年4月14日に公開された、Equation Group関連の複数の脆弱性/悪用のうちの1つです。

ソリューション

Microsoft は、Windows XP、2003、Vista、2008、7、2008 R2 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://www.nessus.org/u?32e6c705

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 49219

ファイル名: smb_nt_ms10-061.nasl

バージョン: 1.31

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2010/9/14

更新日: 2020/8/5

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 8.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2010-2729

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

現状値: 9.4

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:H/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2010/9/14

脆弱性公開日: 2010/9/14

エクスプロイト可能

CANVAS (CANVAS)

Core Impact

Metasploit (MS10-061 Microsoft Print Spooler Service Impersonation Vulnerability)

参照情報

CVE: CVE-2010-2729

BID: 43073

IAVA: 2010-A-0124-S

MSFT: MS10-061

MSKB: 2347290