Ubuntu 10.04 LTS:libvirt 更新(USN-1008-3)

medium Nessus プラグイン ID 50319

Language:

概要

リモート Ubuntu ホストに 1 つ以上のセキュリティ関連パッチがありません。

説明

USN-1008-1 は、libvirt の脆弱性を修正しました。Ubuntu 10.04 LTS の更新は、最近のバグ修正更新を戻しています。この更新により問題が修正されます。

ご面倒をお掛けして申し訳ございません。

libvirt が、ディスクの定義済みフォーマットを参照せずにディスクバッキンングストアを調べることがわかりました。ゲストの権限のあるユーザーがこれを悪用して、ホスト上の任意のファイルを読み込む可能性があります。この問題は、Ubuntu 10.04 LTS だけに影響を与えました。デフォルトでは、ゲストはこの欠陥に対して部分的な保護のみを提供する AppArmor プロファイルに限定されます。(CVE-2010-2237、CVE-2010-2238)

libvirt は、バッキングストアフォーマットを設定せずに、新しい VM を作成していることが判明しました。ゲストの権限のあるユーザーがこれを悪用して、ホスト上の任意のファイルを読み込む可能性があります。この問題は、Ubuntu 8.04 LTS に影響を与えませんでした。Ubuntu 9.10 以降では、ゲストはこの欠陥に対して部分的な保護のみを提供する AppArmor プロファイルに限定されます。
(CVE-2010-2239)

Jeremy Nickurak 氏は、libvirt が、きわめて緩いソースポートのマッピングで iptables ルールを作成することを発見しました。ゲストの権限のあるユーザーが、意図された制限をバイパスしてホストの権限のあるリソースにアクセスする可能性があります。
(CVE-2010-2242)。

ソリューション

影響を受けるパッケージを更新してください。

参考資料

https://usn.ubuntu.com/1008-3/

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 50319

ファイル名: ubuntu_USN-1008-3.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2010/10/24

更新日: 2019/9/19

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.4

現状値: 3.3

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:M/Au:S/C:C/I:N/A:N

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:libvirt-bin, p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:libvirt-dev, p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:libvirt-doc, p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:libvirt0, p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:libvirt0-dbg, p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:python-libvirt, cpe:/o:canonical:ubuntu_linux:10.04:-:lts

必要な KB アイテム: Host/cpu, Host/Debian/dpkg-l, Host/Ubuntu, Host/Ubuntu/release

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2010/10/23

脆弱性公開日: 2010/8/19

参照情報

CVE: CVE-2010-2237, CVE-2010-2238, CVE-2010-2239, CVE-2010-2242

BID: 41981

USN: 1008-3