RealWin < 2.1.10 複数のパケット型処理のオーバーフロー

critical Nessus プラグイン ID 50687

概要

リモート Windows ホストに、複数のバッファオーバーフロー攻撃に脆弱なアプリケーションがあります。

説明

インストールされている 2.1.10(2.1 ビルド 6.1.10.10)より前の RealWin は、報告によれば、一方では「SCPC_INITIALIZE()」関数および「SCPC_INITIALIZE_RF()」関数での「sprintf()」の使用、ならびに他方では「SCPC_TXTEVENT()」関数での「strcpy()」の使用に関する、2 つのスタックベースのオーバーフローの脆弱性による影響を受けます。

サーバーに接続できる認証されていないリモートの攻撃者は、この問題を利用して、TCP ポート 912 でリッスンしている HMI サービスに、特別に細工されたパケットのシーケンスを使用することで、影響を受けるサービスをクラッシュさせるか、SYSTEM レベルの権限で影響を受けるホストでコードを実行することができます。

ソリューション

RealWin をバージョン 2.1.10(2.1 ビルド 6.1.10.10)にアップグレードしてください。

参考資料

http://aluigi.altervista.org/adv/realwin_1-adv.txt

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 50687

ファイル名: realwin_2_1_10.nbin

バージョン: 1.67

タイプ: local

ファミリー: SCADA

公開日: 2010/11/23

更新日: 2024/3/19

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.4

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

現状値: 8.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

必要な KB アイテム: SCADA/Apps/RealFlex/RealWin/Installed

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2010/11/5

脆弱性公開日: 2010/10/15

エクスプロイト可能

CANVAS (White_Phosphorus)

Core Impact

Metasploit (DATAC RealWin SCADA Server SCPC_INITIALIZE_RF Buffer Overflow)

参照情報

CVE: CVE-2010-4142

BID: 44150

CERT: 222657

ICSA: 10-313-01