CUPS < 1.4.5 複数の脆弱性

critical Nessus プラグイン ID 50844

概要

リモートの印刷サービスは、複数の脆弱性に影響を受けます。

説明

バナーによると、リモートホストにインストールされている CUPS のバージョンは 1.4.5 より前です。したがって、以下の複数の脆弱性による影響を受けます:

- 無効な文字列データ型を持つ属性値に対する不適切なメモリ割り当てにより、use-after-free エラーが存在します。リモートの攻撃者がこれを悪用して、細工された IPP リクエストから、サービス拒否状態や任意のコード実行を引き起こす可能性があります。(CVE-2010-2941)

- ユーザー指定の入力の不適切な検証により、PPD コンパイラに、オーバーフロー状態が存在します。リモートの攻撃者がこれを悪用して、すでに解放されたメモリを逆参照することで、任意のコードが実行される可能性があります。
(OSVDB 135458)

ソリューション

CUPS バージョン 1.4.5 以降にアップグレードしてください。

参考資料

https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=624438

https://www.cups.org/blog/2010-11-11-cups-1.4.5.html

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 50844

ファイル名: cups_1_4_5.nasl

バージョン: 1.12

タイプ: remote

ファミリー: Misc.

公開日: 2010/11/30

更新日: 2019/1/2

設定: パラノイドモードの有効化

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.4

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

現状値: 7.4

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:apple:cups

必要な KB アイテム: www/cups, Settings/ParanoidReport

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2010/11/11

脆弱性公開日: 2010/10/29

参照情報

CVE: CVE-2010-2941

BID: 44530