RHEL 6:dhcp (RHSA-2010:0923)

medium Nessus プラグイン ID 50850

Language:

概要

リモート Red Hat ホストに 1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

1 件のセキュリティ問題を修正する dhcp パッケージの更新が、 Red Hat Enterprise Linux 6 で利用できるようになりました。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新のセキュリティ上の影響は中程度であると評価しています。詳細な重要度評価を示す Common Vulnerability Scoring System(CVSS)ベーススコアは「参照」セクションの CVE リンクで入手できます。

動的ホスト構成プロトコル(DHCP)は、IP ネットワーク上の個々のデバイスが IP アドレス、サブネットマスク、ブロードキャストアドレスを含む、それぞれ固有のネットワーク構成情報を取得できるようにするプロトコルです。DHCPv6 は、IPv6 ネットワーク用の DHCP プロトコルバージョンです。

dhcpd デーモンが DHCPv6 パケットを構文解析する方法で、 NULL ポインターデリファレンスの欠陥が発見されました。dhcpd が DHCPv6 サーバーとして起動している場合、リモートの攻撃者がこの欠陥を悪用し、特別に細工された DHCPv6 パケットを介して dhcpd をクラッシュする恐れがあります。(CVE-2010-3611)

DHCPv6 サーバーとして dhcpd を実行しているユーザーは、この問題を修正するバックポートパッチが含まれる、更新済みパッケージへアップグレードする必要があります。
この更新をインストールした後、すべての DHCP サーバーが自動的に再起動します。

ソリューション

影響を受けるパッケージを更新してください。

参考資料

https://access.redhat.com/security/cve/cve-2010-3611

https://access.redhat.com/errata/RHSA-2010:0923

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 50850

ファイル名: redhat-RHSA-2010-0923.nasl

バージョン: 1.19

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2010/12/1

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.3

現状値: 3.2

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:N/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:redhat:enterprise_linux:dhclient, p-cpe:/a:redhat:enterprise_linux:dhcp, p-cpe:/a:redhat:enterprise_linux:dhcp-debuginfo, p-cpe:/a:redhat:enterprise_linux:dhcp-devel, cpe:/o:redhat:enterprise_linux:6, cpe:/o:redhat:enterprise_linux:6.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2010/11/30

脆弱性公開日: 2010/11/4

参照情報

CVE: CVE-2010-3611

BID: 44615

RHSA: 2010:0923