MS11-002: Microsoft Data Access Component のリモートコード実行可能な脆弱性(2451910)

high Nessus プラグイン ID 51455

概要

Microsoft Data Access Components を介して、リモートホストで任意のコードを実行できます。

説明

リモートの Windows ホストにインストールされているバージョンの Microsoft Data Access Components(MDAC)は、特別に細工された Web ページを表示するとき、任意のコードの実行を引き起こす可能性のある 2 つの脆弱性の影響を受けます。

サードパーティアプリケーションによって使用されているOpen Database Connectivity(ODBC)APIにおけるバッファオーバーフローは、過剰に長いData Source Name(DSN)引数によって発生する可能性があります。(CVE-2011-0026)

- ActiveX Data Object(ADO)レコードにおける内部データ構造の処理を行う際に、MDACが適切なメモリの割り当てに失敗すると、任意のコード実行のために悪用される可能性があります。(CVE-2011-0027)

ソリューション

Microsoft は、Windows XP、2003、Vista、2008、7、2008 R2 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://www.nessus.org/u?eb0a7c03

https://www.zerodayinitiative.com/advisories/ZDI-11-001/

https://www.zerodayinitiative.com/advisories/ZDI-11-002/

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 51455

ファイル名: smb_nt_ms11-002.nasl

バージョン: 1.27

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2011/1/11

更新日: 2020/8/5

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Critical

スコア: 9.2

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2011/1/11

脆弱性公開日: 2011/1/11

参照情報

CVE: CVE-2011-0026, CVE-2011-0027

BID: 45695, 45698

IAVA: 2011-A-0004-S

MSFT: MS11-002

MSKB: 2419640