MS11-006: Windows Shell のグラフィックス処理のリモートコード実行可能な脆弱性(2483185)

high Nessus プラグイン ID 51906

概要

リモートホストで、グラフィックスレンダリングエンジンを使用して、任意のコードを実行できる場合があります。

説明

リモートの攻撃者が、影響を受けるホストのユーザーを騙して、特別に細工されたビットマップファイルを開かせると、「biClrUsed」パラメーターを検証できないために発生するグラフィックスレンダリングエンジンにおける脆弱性が利用されて、ユーザーの権限範囲でホストで任意のコードが実行される可能性があります。

ソリューション

Microsoft は、Windows XP、2003、Vista、2008 用のパッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://www.nessus.org/u?1ac9f3e1

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 51906

ファイル名: smb_nt_ms11-006.nasl

バージョン: 1.24

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2011/2/8

更新日: 2020/8/5

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Critical

スコア: 9.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2010-3970

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2011/2/8

脆弱性公開日: 2010/12/15

エクスプロイト可能

Core Impact

Metasploit (MS11-006 Microsoft Windows CreateSizedDIBSECTION Stack Buffer Overflow)

参照情報

CVE: CVE-2010-3970

BID: 45662

CERT: 106516

IAVA: 2011-A-0019-S

MSFT: MS11-006

MSKB: 2483185