自己報告されたバージョン番号によると、リモートホストでリッスンしている Apache Tomcat 6.0.x のインスタンスは、6.0.30 より前のバージョンです。そのため、複数の脆弱性の影響を受けることがあります。

 - Tomcat の SecurityManager の作業ディレクトリの場所を保持する「ServletContext」属性に対するアクセス制限でのエラー。悪意のある Web アプリケーションは作業ディレクトリの場所を変更できることがあります。これにより、Tomcat のコンテキストで任意のファイルおよびディレクトリへの不適切な読み取りおよび書き込みのアクセスが、可能になります。（CVE-2010-3718）

 - Manager アプリケーションに、「sort」および「orderBy」入力パラメータをフィルタリングできない入力検証エラーがあります。（CVE-2010-4172）

 - HTML マネージャーアプリケーションに、さまざまな入力データをブラウザに返す前にフィルタリングできない、入力検証エラーがあります。（CVE-2011-0013）

Nessus では、実際にはこれらの欠陥をテストせず、その代わりに Tomcat のバナーのバージョンまたはエラーページに依存してきました。

検出

Apache Tomcat 6.0.x < 6.0.30 の複数の脆弱性

medium Nessus プラグイン ID 51975

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