tomcat5で複数の脆弱性が見つかり、修正されました：

SecurityManager の下で実行中の場合、ファイルシステムにアクセスすることは制限されますが、Web アプリケーションには、作業ディレクトリへの読み取り/書き込みの権限が付与されます。このディレクトリは、JSP をサーブレットにコンパイルする際に生成される中間ファイルなどの、さまざまな一時ファイル用に使用されます。作業ディレクトリの場所は、Web アプリケーションに読み取り専用となるように、ServletContect 属性により指定されます。ただし、コーディングのエラーにより、読み取り専用の設定は適用されませんでした。そのため、悪意のある Web アプリケーションが、Tomcat がファイルの権限を適用する前に、属性を改ざんする可能性があります。これを利用することで、ファイルシステムでのどのエリアにも、読み取り/書き込みの権限が付与される可能性があるため、悪意のある Web アプリケーションがこれを利用する場合があります。この脆弱性が適用されるのは、共有されたホスティング環境などの信頼できないソースから、Web アプリケーションをホストしている場合のみです（CVE-2010-3718）。

HTML Manager インターフェイスには、フィルターなしで、表示名などの Web アプリケーション提供データが表示されました。悪意のある Web アプリケーションが、マネージャーページを表示する際に、管理ユーザーによるスクリプトの実行を発生する可能性があります（CVE-2011-0013）。

2009.0 用のパッケージは、拡張メンテナンスプログラム以降に提供されます。詳細については、以下のサイトにアクセスしてください：
http://store.mandriva.com/product_info.php?cPath=149 products_id=490

更新パッケージには、これらの問題を修正するため、パッチが適用されています。

検出

Mandriva Linux セキュリティアドバイザリ：tomcat5（MDVSA-2011: 030）

medium Nessus プラグイン ID 52035

変更ログが見つかりません