Moxa Device ManagerツールMDM2_Gateway応答におけるリモートオーバーフロー

high Nessus プラグイン ID 52051

概要

リモートホストに、バッファオーバーフロー脆弱性の影響を受けるアプリケーションがあります。

説明

リモートのWindowsホストには、組込産業コントロールシステム管理にインターネット上で幅広く使用されている、Moxa Device Manager(MDM)ツールの2.3より前のバージョンが存在します。これらのバージョンは、特別に細工されたMDM2_Gateway応答の使用により誘発されるバッファオーバーフロー脆弱性の影響を受けています。

攻撃者がユーザーを騙し、悪意のあるゲートウェイに影響を受けるアプリケーションを接続させた場合、この問題を利用することにより、ユーザーの権限にしたがい、影響を受けるホスト上で任意のコードを実行することが可能です。

ソリューション

Moxa Device Managerツール2.3以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?aff59b59

http://www.us-cert.gov/control_systems/pdf/ICS-Alert-10-293-02.pdf

https://www.moxa.com/support/download.aspx?d_id=2669

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 52051

ファイル名: moxa_mdmtool_2_3.nbin

バージョン: 1.231

タイプ: local

ファミリー: SCADA

公開日: 2011/2/21

更新日: 2024/5/6

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.4

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 7.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

必要な KB アイテム: SMB/Registry/Enumerated

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2010/11/10

脆弱性公開日: 2010/10/20

エクスプロイト可能

Metasploit (MOXA Device Manager Tool 2.1 Buffer Overflow)

参照情報

CVE: CVE-2010-4741

BID: 46156

Secunia: 43191