Request Tracker 3.x < 3.8.9 セキュリティバイパスおよび情報漏洩

medium Nessus プラグイン ID 52455

概要

リモート Web サーバーは、セキュリティバイパスおよび情報漏洩の脆弱性に影響を受ける Perl アプリケーションを実行しています。

説明

自己報告されたバージョン番号によると、リモート Web サーバーで実行されている Best Practical Solutions Request Tracker(RT)は、3.8.9 より前のバージョンです。このため、以下の脆弱性の影響を受ける可能性があります。

- 有効なアカウントを持つ個人が、Request Tracker からログアウトしても、ブラウザを閉じていない場合は、そのブラウザにアクセスできる攻撃者が「戻る」ボタンを使用して、以前のユーザーのアカウントページにアクセスすることが可能です。
(CVE-2011-1007)

- ユーザー変換の際に、SQL クエリのロギングの処理を行うとき、情報漏洩の脆弱性がアプリケーションに影響を与えます。(CVE-2011-1008)

Nessusはこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

ソリューション

Request Tracker 3.8.9 またはそれ以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?c1d8bf43

http://www.nessus.org/u?1f132438

http://www.nessus.org/u?4bb973f9

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 52455

ファイル名: rt_389.nasl

バージョン: 1.13

タイプ: remote

ファミリー: CGI abuses

公開日: 2011/2/25

更新日: 2022/4/11

設定: パラノイドモードの有効化, 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.5

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4

現状値: 3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:S/C:P/I:N/A:N

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:bestpractical:rt

必要な KB アイテム: Settings/ParanoidReport, installed_sw/RT

除外される KB アイテム: Settings/disable_cgi_scanning

エクスプロイトの容易さ: No exploit is required

パッチ公開日: 2011/2/16

脆弱性公開日: 2011/2/16

参照情報

CVE: CVE-2011-1007, CVE-2011-1008

BID: 46493

SECUNIA: 43438