Samba 3.x < 3.3.15 / 3.4.12 / 3.5.7 「FD_SET」のメモリ破損

medium Nessus プラグイン ID 52503

概要

リモート Samba サーバーは、メモリ破損の脆弱性の影響を受けます。

説明

バナーによると、リモートホストで実行している Samba 3.x のバージョンが、3.3.15 / 3.4.12 / 3.5.7 より以前のものとなっています。「FD_SET」マクロに、スタックを破損させる、ファイル記述子の範囲チェックのエラーが存在します。この破損によって、Samba がクラッシュしたり、不適切な記述子のセットで選択をし続けようとしたりする可能性があります。

認証を受けた、またはゲストの接続経由で、ファイル共有へ接続できる攻撃者が、この問題を利用し、影響を受ける smbd サービスに対して DoS 攻撃(サービス拒否攻撃)を始められる可能性があります。

注意:このタイプの脆弱性には任意のコードの実行の可能性がありますが、これは確認されていません。

注意:また、Nessus は実際にはこの問題を悪用しようとはしないか、いずれかのパッチが適用されている場合は他の方法で決定します。

ソリューション

プロジェクトのアドバイザリで参照されているパッチのいずれかを適用するか、3.3.15 / 3.4.12 / 3.5.7 または以降にアップグレードしてください。

参考資料

https://bugzilla.samba.org/show_bug.cgi?id=7949

http://www.samba.org/samba/security/CVE-2011-0719.html

https://www.samba.org/samba/history/samba-3.3.15.html

https://www.samba.org/samba/history/samba-3.4.12.html

https://www.samba.org/samba/history/samba-3.5.7.html

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 52503

ファイル名: samba_3_5_7.nasl

バージョン: 1.11

タイプ: remote

ファミリー: Misc.

公開日: 2011/3/2

更新日: 2018/11/15

設定: パラノイドモードの有効化

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

現状値: 3.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:P

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:samba:samba

必要な KB アイテム: SMB/NativeLanManager, SMB/samba, Settings/ParanoidReport

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2011/2/28

脆弱性公開日: 2011/2/28

参照情報

CVE: CVE-2011-0719

BID: 46597

Secunia: 43512