MS11-025:Microsoft Foundation Class(MFC)ライブラリのリモートコード実行可能な脆弱性(2500212)

critical Nessus プラグイン ID 53382

概要

Microsoft Foundation Classライブラリを通じて、リモートホストで任意のコードを実行できます。

説明

リモートのWindowsホストにあるMicrosoft Foundation Class(MFC)ライブラリのバージョンは、安全ではないライブラリロードの脆弱性の影響を受けます。外部ライブラリをロードするために使用されるパスが安全に制限されていません。

攻撃者は、ユーザーを誘導し、悪意のあるDLLを含むディレクトリで.MFCアプリケーションを開かせることでこれを悪用し、任意のコードを実行する可能性があります。

ソリューション

Microsoftは、Visual Studio .NET 2003、2005、2008ならびにVisual C++ 2005、2008、2010用の一連のパッチをリリースしました。

参考資料

http://www.nessus.org/u?e2e88505

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 53382

ファイル名: smb_nt_ms11-025.nasl

バージョン: 1.36

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2011/4/13

更新日: 2020/11/3

設定: パラノイドモードの有効化

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2010-3190

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

現状値: 8.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:visual_c%2b%2b, cpe:/a:microsoft:visual_studio, cpe:/a:microsoft:visual_studio_.net

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible, Settings/ParanoidReport

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2011/4/12

脆弱性公開日: 2010/8/27

参照情報

CVE: CVE-2010-3190

BID: 42811

IAVB: 2011-B-0046

MSFT: MS11-025

MSKB: 2467173, 2467174, 2467175, 2538242, 2538243, 2565057, 2565063

Secunia: 41212