CentOS 5:hplip/hplip3(CESA-2011: 0154)

high Nessus プラグイン ID 53413

概要

リモートのCentOSホストに1つ以上のセキュリティ更新プログラムが欠落しています。

説明

1 つのセキュリティの問題を修正する更新済みの hplip パッケージが、 Red Hat Enterprise Linux 5 および 6 で現在利用可能です。

Red Hatセキュリティレスポンスチームは、この更新がセキュリティに及ぼす影響を重要度中として評価しています。詳細な重要度評価を示すCommon Vulnerability Scoring System(CVSS)ベーススコアは「参照」セクションのCVEリンクで確認できます。

Hewlett-Packard Linux Imaging and Printing(HPLIP)では、Hewlett-Packard のプリンターおよび多機能周辺機器のドライバー、これらのインストール、使用、構成を行うためのツールを提供しています。

特定の HPLIP ツールで SNMP プロトコルを使用してデバイスを検出する方法に欠陥が見つかっています。ユーザーがSNMPを使用する対応デバイスの検索を行う特定のHPLIPツールを実行した場合、悪意のあるユーザーが特別に細工されたSNMP応答を送信することができます。これによって、これらのHPLIPツールがクラッシュしたり、ツールを実行しているユーザーの権限で任意のコードを実行したりする可能性があります。(CVE-2010-4267)

Red Hat は、この問題を報告した SuSE セキュリティチームの Sebastian Krahmer 氏に感謝の意を表します。

hplip のユーザーは、バックポートされたパッチが含まれるこれらの更新済みパッケージへアップグレードし、この問題を解決する必要があります。

ソリューション

影響を受ける hplip および/または hplip3 パッケージを更新してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?c23f1177

http://www.nessus.org/u?81c54ddf

http://www.nessus.org/u?c43f7bc4

http://www.nessus.org/u?bfd51366

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 53413

ファイル名: centos_RHSA-2011-0154.nasl

バージョン: 1.12

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2011/4/15

更新日: 2021/1/4

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Frictionless Assessment Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:centos:centos:hpijs, p-cpe:/a:centos:centos:hpijs3, p-cpe:/a:centos:centos:hplip, p-cpe:/a:centos:centos:hplip3, p-cpe:/a:centos:centos:hplip3-common, p-cpe:/a:centos:centos:hplip3-gui, p-cpe:/a:centos:centos:hplip3-libs, p-cpe:/a:centos:centos:libsane-hpaio, p-cpe:/a:centos:centos:libsane-hpaio3, cpe:/o:centos:centos:5

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/CentOS/release, Host/CentOS/rpm-list

パッチ公開日: 2011/4/14

脆弱性公開日: 2011/1/20

参照情報

CVE: CVE-2010-4267

RHSA: 2011:0154