MS11-030: DNS Resolution のリモートコード実行可能な脆弱性(2509553)(remote check)

critical Nessus プラグイン ID 53514

概要

インストールされている Windows DNS クライアントを介して、リモートホストで任意のコードを実行できます。

説明

インストールされている Windows DNS クライアントが Link-local Multicast Name Resolution(LLMNR)クエリを処理する方法の欠陥が悪用されて、NetworkService アカウントのコンテキストで任意のコードが実行されることがあります。

Windows XP および 2003 は LLMNR をサポートせず、これらのプラットフォームで悪用に成功するにはローカルアクセスと特殊なアプリケーションを実行する能力が必要なことに、注意してください。ただし、Windows Vista、2008、7、2008 R2 では、この問題はリモートで悪用できます。

ソリューション

Microsoft は、Windows XP、2003、Vista、2008、7、2008 R2 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://www.nessus.org/u?361871b1

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 53514

ファイル名: llmnr-ms11-030.nasl

バージョン: 1.19

タイプ: remote

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2011/4/21

更新日: 2023/10/17

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.3

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

現状値: 8.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2011-0657

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: Services/udp/llmnr

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2011/4/12

脆弱性公開日: 2011/4/12

エクスプロイト可能

Core Impact

Metasploit (Microsoft Windows DNSAPI.dll LLMNR Buffer Underrun DoS)

参照情報

CVE: CVE-2011-0657

BID: 47242

IAVA: 2011-A-0039-S

MSFT: MS11-030

MSKB: 2509553