MS11-036:Microsoft PowerPoint のリモートコード実行可能な脆弱性(2545814)

high Nessus プラグイン ID 53859

概要

Microsoft PowerPoint を使用して、リモートホストで任意のコードを実行できます。

説明

リモート Windows ホストにある Microsoft PowerPoint のバージョンは、任意のコードの実行を引き起こす可能性のある複数の脆弱性の影響を受けます:

- 特別に細工されたPowerPointファイルの解析の際に関数を呼び出すときに、メモリを適切に処理しないアプリケーションエラーのため、メモリ破損の脆弱性が存在します。(CVE-2011-1269)

- 特別に細工されたPowerPointファイルを解析する際にアプリケーションでメモリ処理エラーに遭遇するときに、バッファオーバーフローが発生する可能性があります。(CVE-2011-1270)

リモートの攻撃者が、ユーザーを騙して、影響を受けるインストールを利用して悪意あるPowerPointファイルを開かせることができた場合、これらの脆弱性によりそのユーザーの権限範囲で任意のコードが実行される可能性があります。

ソリューション

Microsoft は、PowerPoint 2002、2003、2007、および Office Compatibility Pack 用のパッチのセットをリリースしました。

参考資料

http://www.nessus.org/u?e5c52749

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 53859

ファイル名: smb_nt_ms11-036.nasl

バージョン: 1.24

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2011/5/10

更新日: 2019/12/13

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Critical

スコア: 9.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:office

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2011/5/10

脆弱性公開日: 2011/5/10

参照情報

CVE: CVE-2011-1269, CVE-2011-1270

BID: 47699, 47700

MSFT: MS11-036

MSKB: 2535802, 2535812, 2535818, 2540162