Samsung Data Management Server < 1.4.3 の verifyUser メソッドの SQL インジェクション

high Nessus プラグイン ID 53877

概要

リモート Web サーバーは SQL インジェクション攻撃を受けやすくなっています。

説明

リモート Web サーバーは、多数のエアコンを管理するために使用される埋め込みハードウェアデバイスである、Samsung Integrated Management System DMS(Data Management Server)の埋め込み Web サーバーです。

自己報告されたバージョンによると、この Web サーバーのバージョンは、1.4.3 より前です。このバージョンは、ソフトウェアが LoginManager クラスの「verifyUser()」メソッドのデータベースクエリで使用する前にログインページのユーザー名とパスワードフィールドに対する入力をサニタイズできないことにより、SQL インジェクションの脆弱性の影響を受けると報告されています。

認証されていないリモートの攻撃者がこの問題を利用して、データベースクエリを操作して、例えば、認証をバイパスしてデバイスに対する管理アクセス権を取得する可能性があります。

ソリューション

DMS を 1.4.3 以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?7410165c

http://www.nessus.org/u?c0842762

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 53877

ファイル名: scada_samsung_dms_1_4_3.nbin

バージョン: 1.83

タイプ: remote

ファミリー: SCADA

公開日: 2011/5/11

更新日: 2024/3/19

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 6.2

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2011/5/9

脆弱性公開日: 2011/5/9

参照情報

CVE: CVE-2010-4284

BID: 47726

CERT: 236668

ICS-ALERT: 11-069-01