Asterisk 複数のチャネルドライバーにおけるサービス拒否(AST-2011-008 / AST-2011-009 / AST-2011-010)

medium Nessus プラグイン ID 55457

概要

リモートホストで実行されているテレフォニーアプリケーションは、複数のサービス拒否の脆弱性の影響を受けます。

説明

SIP バナー内のバージョンによると、リモートホストで実行されている Asterisk のバージョンは、複数のサービス拒否脆弱性の影響を受ける可能性があります:

- リモートユーザーがNULLを含むSIPパケットを送信すると、Asteriskはコピーの際バッファが切り捨てられているにも関わらずNULLを通り越してデータを読み取り、それによりアプリケーションクラッシュが引き起こされる可能性があります。(AST-2011-008)

- リモートユーザーが、Contactヘッダーの左角括弧(<)なしでSIPパケットを送信すると、AsteriskはNULLポインターにアクセスし、それによりアプリケーションクラッシュが引き起こされる可能性があります。(AST-2011-009)

- オプションのコントロールフレームにより、知らずのうちにメモリアドレスが IAX2 経由でネットワークで転送され、リモートの相手先がアクセスを試みることがあります。
(AST-2011-010)

ソリューション

Asterisk 1.4.41.1、1.6.2.18.1、1.8.4.3、C.3.7.3 あるいはそれ以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://downloads.asterisk.org/pub/security/AST-2011-010.html

http://downloads.asterisk.org/pub/security/AST-2011-008.html

http://downloads.asterisk.org/pub/security/AST-2011-009.html

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 55457

ファイル名: asterisk_ast_2011_010.nasl

バージョン: 1.17

タイプ: remote

ファミリー: Denial of Service

公開日: 2011/6/29

更新日: 2022/4/11

設定: パラノイドモードの有効化, 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4

現状値: 3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:S/C:N/I:N/A:P

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:digium:asterisk

必要な KB アイテム: asterisk/sip_detected, Settings/ParanoidReport

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2011/6/20

脆弱性公開日: 2011/6/20

参照情報

CVE: CVE-2011-2529, CVE-2011-2535, CVE-2011-2665

BID: 48431

SECUNIA: 44973, 45048