Ubuntu 10.04 LTS:linux-mvl-dove 脆弱性(USN-1162-1)

high Nessus プラグイン ID 55521
New! プラグインの深刻度には CVSS v3 が適用されるようになりました。

プラグインの深刻度は、デフォルトで CVSS v3 を使って計算されるように更新されました。プラグインに CVSS v3 スコアがない場合には、CVSS v2 を使って深刻度が計算されます。深刻度の表示設定は、[設定]のドロップダウンで切り替えができます。

概要

リモート Ubuntu ホストにセキュリティ関連パッチがありません。

説明

Brad Spengler 氏は、exec() の呼び出し中にカーネルがユーザースペースのメモリの割り当てを正しく行わないことを発見しました。ローカルの攻撃者がこれを悪用して、すべてのシステムメモリを消費し、サービス拒否につながる可能性があります。(CVE-2010-4243)

Alexander Duyck 氏は、Intel ギガビットイーサネットドライバーが特定の構成を正しく処理しないことを発見しました。そのようなデバイスが VLAN なしで構成されている場合、リモートの攻撃者が、これを悪用して、システムをクラッシュさせ、サービス拒否を引き起こすことができます。(CVE-2010-4263)

Nelson Elhage 氏は、Econet が UDP 上で AUN パケットを適切に処理しないことを発見しました。ローカルの攻撃者が特別に細工されたトラフィックを送信してシステムをクラッシュし、サービス拒否を引き起こす可能性があります。
(CVE-2010-4342)

Dan Rosenberg 氏は、IRDA がバッファサイズを適切にチェックしていないことを発見しました。非 x86 システムのローカルの攻撃者が、これを悪用して、カーネルヒープメモリを読み取り、プライバシーの喪失を引き起こすことが可能です。(CVE-2010-4529)

Dan Rosenburg 氏は、CAN サブシステムがカーネルアドレスを /proc ファイルシステムに漏洩していることを発見しました。ローカルの攻撃者が、これを利用してメモリ破損を悪用した攻撃の成功率を高めることができます。
(CVE-2010-4565)

Goldwyn Rodrigues 氏は、特定のファイルの穴の領域を書き込む際に、OCFS2 ファイルシステムがメモリを適切に削除していないことを発見しました。ローカルの攻撃者が、これを悪用して、ディスクから初期化されていないデータを読み込み、プライバシーの喪失を引き起こすことがあります。(CVE-2011-0463)

Jens Kuehnel 氏は、InfiniBand ドライバーに競合状態が含まれていることを発見しました。InfiniBand を使用しているシステムで、ローカルの攻撃者は、特別に細工されたトラフィックを送信してシステムをクラッシュさせ、サービス拒否を引き起こすことがあります。(CVE-2011-0695)

Dan Rosenberg 氏は、XFS がメモリの初期化を適切に行っていないことを発見しました。
ローカルの攻撃者が、細工された ioctl 呼び出しを作成して、カーネルスタックメモリを部分的に漏洩することがあり、プライバシーの喪失の原因となります。(CVE-2011-0711)

Kees Cook 氏は、/proc/pid/stat が特定のメモリの場所を適切にフィルター処理していないことを発見しました。ローカルの攻撃者が、メモリ破損を悪用した攻撃の成功率を高めるために、プロセスのメモリレイアウトを判断することが可能です。(CVE-2011-0726)

Matthiew Herrb 氏は、drm modeset インターフェイスが符号付き比較を正しく処理していないことを発見しました。ローカルの攻撃者がこれを悪用して、システムをクラッシュさせたり、root 権限を得る恐れがあります。
(CVE-2011-1013)

Marek Olšák 氏は、Radeon GPU ドライバーが特定のレジスタを適切に検証していないことを発見しました。特定のハードウェアを持つシステムでは、ローカルの攻撃者が、これを悪用して、任意のビデオメモリに書き込むことができます。
(CVE-2011-1016)

Timo Warns 氏は、LDM ディスクパーティション処理コードが特定の値を適切に処理していないことを発見しました。特別に細工されたディスクデバイスを挿入することで、ローカルの攻撃者が、これを悪用して、 root 権限を取得することが可能です。(CVE-2011-1017)

Vasiliy Kulikov 氏は、カーネルモジュールの読み込みに、CAP_SYS_MODULE の機能が必要ないことを発見しました。CAP_NET_ADMIN の機能を実行できるローカルの攻撃者が、既存のカーネルモジュールを読み込み、システム上の攻撃可能な範囲を拡大する可能性があります。(CVE-2011-1019)

Vasiliy Kulikov 氏は、Bluetooth スタックがメモリを適切に消去していないことを発見しました。ローカルの攻撃者がこれを悪用して、カーネルスタックメモリを読み取り、プライバシーの喪失を引き起こす可能性があります。(CVE-2011-1078)

Vasiliy Kulikov 氏は、Bluetooth スタックがデバイス名の文字列の NULL 終端を適切にチェックしてないことを発見しました。ローカルの攻撃者が、これを悪用して、システムをクラッシュさせ、サービス拒否を引き起こす可能性があります。または、カーネルスタックメモリのコンテンツを漏洩して、プライバシーの喪失を引き起こす恐れがあります。(CVE-2011-1079)

Vasiliy Kulikov 氏は、ブリッジネットワークフィルタリングが名前フィールドの NULL 終端をチェックしていないことを発見しました。ローカルの攻撃者が、これを悪用して、カーネルスタックメモリのコンテンツを漏洩し、プライバシーの喪失を引き起こす恐れがあります。(CVE-2011-1080)

Neil Horman 氏は、ACL データを伴う特定の操作順序を、NFSv4 が正しく処理しないことを発見しました。NFSv4 マウントにアクセスできるリモートの攻撃者は、これを悪用して、システムをクラッシュさせ、サービス拒否を引き起こす可能性があります。(CVE-2011-1090)

Peter Huewe 氏は、TPM デバイスが適切にメモリを初期化しないことを発見しました。ローカルの攻撃者が、これを悪用して、カーネルヒープメモリの内容を読み取ることができ、プライバシーの喪失につながることがあります。(CVE-2011-1160)

Timo Warns 氏は、OSF パーティション解析ルーチンが、メモリを正しく消去しないことを発見しました。物理的にアクセスできるローカルの攻撃者は、特別に細工されたブロックデバイスを挿入して、カーネルメモリを読み取ることがあり、プライバシーの喪失の原因となります。(CVE-2011-1163)

Vasiliy Kulikov 氏は、netfilter コードがユーザースペースからコピーされた特定の文字列をチェックしないことを発見しました。netfilter にアクセスできるローカルの攻撃者が、これを悪用して、カーネルメモリを読み取るか、システムをクラッシュさせ、サービス拒否を引き起こす恐れがあります。(CVE-2011-1170、CVE-2011-1171、CVE-2011-1172、 CVE-2011-2534)

Vasiliy Kulikov 氏は、Acorn Universal Networking ドライバーがメモリを適切に初期化していないことを発見しました。リモートの攻撃者は特別に細工されたトラフィックを送信してカーネルスタックメモリを読み取ることができます。これにより、プライバシーの喪失につながる可能性があります。(CVE-2011-1173)

Dan Rosenberg 氏は、IRDA サブシステムが特定のフィールドサイズを適切にチェックしていないことを発見しました。システムが IRDA を使用していた場合、リモートの攻撃者が、特別に細工されたトラフィックを送信し、システムをクラッシュさせることや、 root 権限を取得することが可能です。(CVE-2011-1180)

Julien Tinnes 氏は、カーネルが tkill() からシグナル構造を適切に検証していないことを発見しました。ローカルの攻撃者が、これを悪用して、任意のスレッドにシグナルを送信することができ、必要な制限を回避する可能性があります。(CVE-2011-1182)

Dan Rosenberg 氏は、OSS(Open Sound System)MIDI インターフェイスにあるエラーを報告しました。非 x86 システム上のローカルの攻撃者が、サービス拒否を発生させることができます。(CVE-2011-1476)

Dan Rosenberg 氏は、ヤマハ FM シンセサイザーチップ用のカーネルの OSS (Open Sound System)ドライバーでエラーを発見しました。ローカルの攻撃者が、これを悪用してメモリ破損を発生させることができ、サービス拒否または権限昇格を引き起こすことが可能です。(CVE-2011-1477)

Ryan Sweat 氏は、GRO コードが適切にメモリを検証していないことを発見しました。VLAN を使用しているシステム構成の一部で、リモートの攻撃者が、特別に細工されたトラフィックを送信して、システムをクラッシュさせ、サービス拒否を発生させることが可能です。(CVE-2011-1478)

Dan Rosenberg 氏は、MPT デバイスが ioctl 呼び出しの特定の値を適切に検証していないことを発見しました。これらのドライバーが読み込まれると、ローカルの攻撃者が、これを悪用して、任意のカーネルメモリを読み取り、プライバシーの喪失を引き起こす可能性があります。(CVE-2011-1494、 CVE-2011-1495)

ストリーム制御転送プロトコル(SCTP)の実装が長さを適切に計算していないことが判明しました。net.sctp.addip_enable 変数がオンになっている場合、リモートの攻撃者が、特別に細工されたトラフィックを送信し、システムをクラッシュさせることが可能です。(CVE-2011-1573)

Tavis Ormandy 氏は、pidmap 関数が大きなリクエストを適切に処理していないことを見つけました。ローカルの攻撃者がこれを悪用して、システムをクラッシュさせ、サービス拒否を引き起こす恐れがあります。(CVE-2011-1593)

Oliver Hartkopp 氏と Dave Jones 氏は、CAN ネットワークドライバーが、特定のソケット構造体を正しく検証しないことを発見しました。このドライバーが読み込まれると、ローカルの攻撃者が、システムをクラッシュし、サービス拒否を引き起こすことが可能です。(CVE-2011-1598、 CVE-2011-1748)

Vasiliy Kulikov 氏は、AGP ドライバーが、ioctl のある特定の値をチェックしないことを発見しました。ビデオサブシステムにアクセスできるローカルの攻撃者が、これを悪用して、システムをクラッシュし、サービス拒否を引き起こしたり root 権限を取得したりする可能性があります。(CVE-2011-1745、 CVE-2011-2022)

Vasiliy Kulikov 氏は、AGP ドライバーが、特定のサイズのメモリ割り当てをチェックしないことを発見しました。ビデオサブシステムにアクセスできるローカルの攻撃者は、これを悪用して、システムをメモリ不足にさせ、サービス拒否を引き起こす可能性があります。(CVE-2011-1746)

Dan Rosenberg 氏は、ARM カーネルの古い ABI 互換レイヤーに、エラーがあることを報告しました。ローカルの攻撃者は、この欠陥を悪用して、サービス拒否を引き起こしたり、root 権限を取得することがあります。(CVE-2011-1759)

Dan Rosenberg 氏は、DCCP スタックが、特定のパケット構造体を正しく処理しないことを発見しました。リモートの攻撃者がこれを悪用して、システムをクラッシュさせ、サービス拒否を引き起こす恐れがあります。(CVE-2011-1770)

Timo Warns 氏は、EFI GUID パーティションテーブルが適切に解析されていないことを発見しました。マウント可能なデバイスを挿入できる物理的なローカルの攻撃者は、これを悪用して、システムをクラッシュさせ、 root 権限を取得する可能性があります。(CVE-2011-1776)

Linux カーネルの b43 ドライバーに欠陥が見つかりました。b43 ドライバーを使用したワイヤレスインターフェイスがシステムにある場合、攻撃者が、この欠陥を利用して、サービス拒否を引き起こすことが可能です。(CVE-2011-3359)

Yogesh Sharma 氏は、プレフィックスパスがない UNC を、CIFS が正しく処理しないことを発見しました。CIFS パーティションにアクセスできるローカルの攻撃者は、これを悪用して、システムをクラッシュさせ、サービス拒否を引き起こす可能性があります。(CVE-2011-3363)

Maynard Johnson 氏は、POWER7 上で、特定の予測イベントが、パフォーマンスモニターの例外を引き起こすことがあることを発見しました。ローカルの攻撃者がこれを悪用して、システムをクラッシュさせ、サービス拒否を引き起こす恐れがあります。
(CVE-2011-4611)

Dan Rosenberg 氏は、アマチュア無線によって使用される Linux Rose(X.25 PLP)で欠陥を発見しました。ローカルユーザーまたは X.25 ネットワーク上のリモートユーザーがこれらの欠陥を悪用して、任意のコードを root として実行する可能性があります。
(CVE-2011-4913)。

ソリューション

影響を受ける linux-image-2.6.32-217-dove パッケージを更新してください。

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 55521

ファイル名: ubuntu_USN-1162-1.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2011/7/6

更新日: 2019/1/2

依存関係: ssh_get_info.nasl

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

Base Score: 7.8

Temporal Score: 6.1

ベクトル: AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:C

現状ベクトル: E:POC/RL:OF/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:canonical:ubuntu_linux:10.04:-:lts

必要な KB アイテム: Host/cpu, Host/Ubuntu, Host/Ubuntu/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2011/6/29

参照情報

CVE: CVE-2010-4243, CVE-2010-4263, CVE-2010-4342, CVE-2010-4529, CVE-2010-4565, CVE-2011-0463, CVE-2011-0695, CVE-2011-0711, CVE-2011-0726, CVE-2011-1013, CVE-2011-1016, CVE-2011-1017, CVE-2011-1019, CVE-2011-1078, CVE-2011-1079, CVE-2011-1080, CVE-2011-1090, CVE-2011-1160, CVE-2011-1163, CVE-2011-1170, CVE-2011-1171, CVE-2011-1172, CVE-2011-1173, CVE-2011-1180, CVE-2011-1182, CVE-2011-1476, CVE-2011-1477, CVE-2011-1478, CVE-2011-1494, CVE-2011-1495, CVE-2011-1573, CVE-2011-1593, CVE-2011-1598, CVE-2011-1745, CVE-2011-1746, CVE-2011-1747, CVE-2011-1748, CVE-2011-1759, CVE-2011-1770, CVE-2011-1776, CVE-2011-2022, CVE-2011-2534, CVE-2011-3359, CVE-2011-3363, CVE-2011-4611, CVE-2011-4913

BID: 44661, 45004, 45208, 45321, 45556, 46417, 46512, 46557, 46766, 46839, 46878, 47003, 47116, 47185, 47497, 47503, 47534, 47535, 47639, 47791, 47792, 47832, 47835, 47843

USN: 1162-1