Paul Belanger 氏は、AST-2011-008（CVE-2011-2529）として特定された Asterisk の脆弱性により、認証されていない攻撃者が、リモートで Asterisk サーバーをクラッシュさせる可能性があることを報告しました。NULL 文字を含むパッケージにより、SIP ヘッダーパーサーが、関係のないメモリ構造を変更します。

Jared Mauch氏は、AST-2011-009として特定されたAsteriskの脆弱性により、認証されていない攻撃者が、リモートでAsteriskサーバーをクラッシュさせる可能性があることを報告しました。ユーザーが左角括弧（<）がない Contact ヘッダーのあるパッケージを送信した場合、サーバーがクラッシュします。考えられる回避策は、chan_sip を無効にすることです。

AST-2011-010（CVE-2011-2535）として特定された脆弱性では、IAX2 チャネルドライバーの入力検証エラーについて報告されました。認証されていない攻撃者が、細工されたオプションコントロールフレームを送信することで、リモートで Asterisk サーバーをクラッシュさせる可能性があります。

検出

Debian DSA-2276-1：asterisk - 複数のサービス拒否

medium Nessus プラグイン ID 55554

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