MS11-058: DNS サーバーのリモートコード実行可能な脆弱性(2562485)(remote check)

critical Nessus プラグイン ID 55883

概要

リモートホストで実行されている DNS サーバーは、メモリ破損の脆弱性による影響を受けます。

説明

リモートホストで実行されているバージョンの Windows DNS サーバーにメモリ破損の脆弱性があり、特別に細工された NAPTR クエリを行うことでこの脆弱性が発生される可能性があります。これによって、攻撃者が任意のデータをヒープに書き込み、任意のコードを実行する可能性があります。

注意:Upstream サーバーはこのリクエストをフィルターして偽陰性を生み出したり、またはサーバー自体が脆弱で偽陽性を生み出す可能性があります。
ターゲットにパッチが当てられ、脆弱であることが明らかになった場合は、Upstream DNS サーバーをチェックしてください。

注意:また、Microsoft のアドバイザリで複数の脆弱性が参照されていますが、Nessus では、上記の脆弱性のみをテストしています。

ソリューション

Microsoft は、Windows 2003、2008、2008 R2 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2011/ms11-058

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 55883

ファイル名: dns_ms11-058.nasl

バージョン: 1.13

タイプ: remote

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2011/8/17

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.4

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

現状値: 8.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2011/8/9

脆弱性公開日: 2011/8/9

エクスプロイト可能

Core Impact

参照情報

CVE: CVE-2011-1966

BID: 49012

MSFT: MS11-058

MSKB: 2562485