Ubuntu 8.04 LTS/10.04 LTS:Samba の脆弱性(USN-1226-1)

medium Nessus プラグイン ID 56389

概要

リモートのUbuntuホストにセキュリティ関連のパッチがありません。

説明

Dan Rosenberg 氏は、Samba が mtab ファイルへの変更を不適切に処理していることを発見しました。ローカルの攻撃者がこの問題を使用して、mtabファイルを破損させたり、サービス拒否を引き起こしたりする可能性があります。(CVE-2011-1678)

Jan Lieskovsky 氏は、Samba が mtab ファイルに追加されてりいる特定の文字列を不適切にフィルターしていることを発見しました。ローカルの攻撃者がこの問題を使用して、 mtab ファイルを破損させたり、サービス拒否を引き起こしたりする可能性があります。この問題の影響を受けるのは、Ubuntu 10.04 LTSのみです。(CVE-2011-2724)

Dan Rosenberg 氏は、Samba が mtab ロックファイルを不適切に処理していることを発見しました。ローカルの攻撃者がこの問題を使用して、古いロックファイルを作成し、サービス拒否を引き起こす可能性があります。(CVE-2011-3585)

注意: Tenable Network Securityは、前述の説明ブロックをUbuntuセキュリティアドバイザリからすでに直接抽出しています。Tenableでは、そこに新しい問題を追加することはせずに、できる限り自動的に整理と書式設定をするようにしています。

ソリューション

影響を受ける smbfs パッケージを更新してください。

参考資料

https://usn.ubuntu.com/1226-1/

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 56389

ファイル名: ubuntu_USN-1226-1.nasl

バージョン: 1.8

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2011/10/5

更新日: 2020/1/13

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.2

CVSS v2

リスクファクター: Low

基本値: 3.3

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:N

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 4.7

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:H/PR:L/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:smbfs, cpe:/o:canonical:ubuntu_linux:10.04:-:lts, cpe:/o:canonical:ubuntu_linux:8.04:-:lts

必要な KB アイテム: Host/cpu, Host/Debian/dpkg-l, Host/Ubuntu, Host/Ubuntu/release

パッチ公開日: 2011/10/4

脆弱性公開日: 2011/4/10

参照情報

CVE: CVE-2011-1678, CVE-2011-2724, CVE-2011-3585

USN: 1226-1