GLSA-201110-15:GnuPG:ユーザー支援による任意のコードの実行

medium Nessus プラグイン ID 56590

概要

リモートのGentooホストに1つ以上のセキュリティ関連のパッチがありません。

説明

リモートホストは、GLSA-201110-15(GnuPG:ユーザー支援による任意のコードの実行)

GnuPG の GPGSM ユーティリティには、use-after-free の脆弱性があります。これは、細工された X.509 証明書を明示的にインポートしたとき、または署名認証プロセス中に悪用される可能性があります。
影響:

認証されていないリモートの攻撃者が、GnuPG を実行しているユーザーを誘導して、細工された証明書をインポートさせることで、そのユーザーの権限で任意のコードを実行する可能性があります。
回避策:

現時点では、既知の回避策はありません。

ソリューション

GnuPG 2.x の全ユーザーは、次の最新バージョンにアップグレードする必要があります:
# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=app-crypt/gnupg-2.0.16-r1'

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201110-15

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 56590

ファイル名: gentoo_GLSA-201110-15.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: local

公開日: 2011/10/24

更新日: 2021/1/6

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5.1

現状値: 3.8

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:H/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:gnupg, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2011/10/22

参照情報

CVE: CVE-2010-2547

BID: 41945

GLSA: 201110-15