Asterisk 複数の脆弱性（AST-2011-013 / AST-2011-014）
medium Nessus プラグイン ID 57289
Language:
概要
リモートホストで実行されているテレフォニーアプリケーションは、複数の脆弱性の影響を受けます。説明
SIP バナーのバージョンによると、リモートホストで実行されているバージョンの Asterisk は、次の脆弱性の影響を受ける可能性があります。- SIP プロトコルに問題があるため、NAT 設定がデフォルトとは違う場合、エンドポイントの列挙を引き起こす可能性があります。注意：これはSIPプロトコル自体に関する問題であり、更新されたAsteriskのバージョンでは、警告を与え、より安全なデフォルトを提供しています。（AST-2011-013）
- NULL ポインターデリファレンスにより、認証されていないリモートユーザーは、SIP リクエストを処理する際に、アプリケーションのクラッシュを引き起こすことができます。注意：悪用を成功させるには、デフォルトでは無効な「automon」機能をfeatures.confで有効にする必要があります。（AST-2011-014）
ソリューション
Asterisk を 1.6.2.21 / 1.8.7.2 以降に更新するか、features.conf で「automon」機能を無効にしてください。参考資料
http://downloads.asterisk.org/pub/security/AST-2011-013.html
http://downloads.asterisk.org/pub/security/AST-2011-014.html
プラグインの詳細
深刻度: Medium
ID: 57289
ファイル名: asterisk_ast_2011_014.nasl
バージョン: 1.16
タイプ: remote
ファミリー: Misc.
公開日: 2011/12/14
更新日: 2022/4/11
設定: パラノイドモードの有効化, 徹底したチェックを有効にする
サポートされているセンサー: Nessus
リスク情報
VPR
リスクファクター: Low
スコア: 3.6
CVSS v2
リスクファクター: Medium
基本値: 4.3
現状値: 3.2
ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:N/A:P
脆弱性情報
CPE: cpe:/a:digium:asterisk
必要な KB アイテム: Settings/ParanoidReport, asterisk/sip_detected
エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available
パッチ公開日: 2011/12/7
脆弱性公開日: 2011/7/18
参照情報
CVE: CVE-2011-4597, CVE-2011-4598