MS12-003:Windows クライアント/サーバーランタイムサブシステムの権限昇格可能な脆弱性(2646524)

medium Nessus プラグイン ID 57471

概要

リモート Windows ホストに、権限昇格の脆弱性があります。

説明

リモートホストの Windows Client/Server Run-time Subsystem(CSRSS)に、権限昇格の脆弱性があります。これは特別に細工された Unicode 文字のシーケンスを処理し、適切に初期化されていないメモリバッファのコンテンツにアクセスしようとする際に発生する可能性があります。

システムが中国語、日本語、韓国語のシステムロケールで構成されている場合、影響を受けるシステムにログインできる攻撃者が、悪意のあるアプリケーションを実行することによりこれを利用し、影響を受けるシステムのフルコントロールを入手する可能性があります。

ソリューション

Microsoft は、Windows XP、2003、Vista、2008 用の一連のパッチをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2012/ms12-003

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 57471

ファイル名: smb_nt_ms12-003.nasl

バージョン: 1.12

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2012/1/10

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.9

現状値: 5.1

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2012/1/10

脆弱性公開日: 2012/1/10

参照情報

CVE: CVE-2012-0005

BID: 51270

MSFT: MS12-003

MSKB: 2646524