PHP バージョン 5 のハッシュ衝突時のフォームパラメーター解析におけるリモート DoS

medium Nessus プラグイン ID 57557

概要

リモートホストで実行されている PHP のバージョンは、サービス拒否の脆弱性による影響を受けます。

説明

リモート Web サーバーは、ハッシュ衝突によるサービス拒否の脆弱性に影響を受けるバージョンの PHP を使用しています。PHP がユーザー指定の値にハッシュテーブルを生成する方法で、欠陥が存在します。PHP を使用する Web サーバーへ特別に細工された少数の POST リクエストを送信することにより、攻撃者はこの欠陥を利用して、サービス拒否状態を引き起こすことが可能です。

注意:このプラグインは、PHP バージョン 5 のみをテストし、「Report paranoia」が「Paranoid」に設定され、「Perofrm thorough tests」設定が有効化されている場合にのみ実行されます。

ソリューション

PHP 5.3.9 または以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.nruns.com/_downloads/advisory28122011.pdf

http://www.php.net/ChangeLog-5.php#5.3.9

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 57557

ファイル名: php_5_hash_collision_dos.nbin

バージョン: 1.96

タイプ: remote

ファミリー: CGI abuses

公開日: 2012/1/16

更新日: 2024/5/20

設定: パラノイドモードの有効化, 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

現状値: 4.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:P

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:php:php

必要な KB アイテム: www/PHP, Settings/ParanoidReport

除外される KB アイテム: Settings/disable_cgi_scanning

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2012/1/11

脆弱性公開日: 2011/12/28

エクスプロイト可能

Core Impact

Metasploit (Hashtable Collisions)

参照情報

CVE: CVE-2011-4885

BID: 51193

CERT: 903934