Unbound < 1.4.14 / 1.4.13p2 の複数の DoS

medium Nessus プラグイン ID 57574

概要

リモートのネームサーバーは複数のサービス拒否の脆弱性による影響を受けます。

説明

自己報告されたバージョン番号によると、リモートの Unbound DNS リゾルバーは、次の複数のサービス拒否の脆弱性の影響を受けます:

- 署名付きゾーンで重複する CNAME レコードの処理中に未割り当てメモリの解放を試行することによる、サービス拒否の脆弱性が存在します。攻撃者がこれを悪用して、特別に細工された応答を介して、デーモンクラッシュを引き起こし、サービス拒否状態を発生させる可能性があります。(CVE-2011-4528)

- NSEC3 署名付きゾーンに対する不適切な実証処理による、サービス拒否の脆弱性が存在します。攻撃者がこれを悪用して、期待された NSEC3 レコードがない無効な形式の応答を介して、デーモンクラッシュを引き起こし、サービス拒否状態を発生させる可能性があります。
(CVE-2011-4869)

Nessusはこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

ソリューション

Unbound バージョン 1.4.14 / 1.4.13p2 以降にアップグレードしてください。

参考資料

https://nlnetlabs.nl/downloads/unbound/CVE-2011-4528.txt

http://www.nessus.org/u?47029a7d

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 57574

ファイル名: unbound_1_4_14.nasl

バージョン: 1.7

タイプ: remote

ファミリー: DNS

公開日: 2012/1/17

更新日: 2018/11/15

設定: パラノイドモードの有効化

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

現状値: 3.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:P

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:unbound:unbound

必要な KB アイテム: Settings/ParanoidReport, unbound/version

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2011/12/19

脆弱性公開日: 2011/12/19

参照情報

CVE: CVE-2011-4528, CVE-2011-4869

BID: 51115

CERT: 209659