Apache Struts 2 複数のリモートコードの実行およびファイル上書きの脆弱性(安全チェック)

high Nessus プラグイン ID 57691

概要

リモート Web アプリケーションが、コード実行およびファイル上書きの脆弱性の影響を受けるフレームワークを使用しています。

説明

リモート Web アプリケーションで、XWork を使用する Web フレームワークである Struts 2 が使用されているようです。複数の Struts2「Interceptor」クラス(CookieInterceptor、ParametersInterceptor および DebuggingInterceptor)におけるユーザー指定の入力が適切にサニタイズされない欠陥により、リモートの攻撃者が特別に細工された HTTP リクエストを送信することで、リモートホスト上で任意の Java コードを実行したり、ファイルを上書きする可能性があります。

ソリューション

Struts2 2.3.1.1 以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://struts.apache.org/docs/s2-008.html

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 57691

ファイル名: struts_xwork_ognl_code_execution_safe1.nasl

バージョン: 1.15

タイプ: remote

ファミリー: CGI abuses

公開日: 2012/1/25

更新日: 2020/11/20

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 7.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2012-0392

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.1

現状値: 7.3

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:apache:struts

エクスプロイトの容易さ: No exploit is required

パッチ公開日: 2012/1/4

脆弱性公開日: 2011/11/18

参照情報

CVE: CVE-2012-0392

BID: 51257