RHEL 6:python-sqlalchemy(RHSA-2012:0369)

high Nessus プラグイン ID 58284

概要

リモート Red Hat ホストにセキュリティ更新がありません。

説明

1 つのセキュリティ問題を修正する更新済みの python-sqlalchemy パッケージが、 Red Hat Enterprise Linux 6 で現在利用可能です。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新のセキュリティ上の影響は中程度であると評価しています。詳細な重要度評価を示す Common Vulnerability Scoring System(CVSS)ベーススコアは「参照」セクションの CVE リンクで入手できます。

SQLAlchemy は Object Relational Mapper(ORM)で、 SQL データベースに対する高レベルのインターフェイスを提供します。

SQLAlchemy が、SQL 選択ステートメントの制限値とオフセットキーワードをサニタイズしていないことが発見されました。SQLAlchemy を使用するアプリケーションがこのキーワードの値を受け入れ、 SQLAlchemy に受け渡す前にフィルタリングやサニタイズを行わなかった場合、攻撃者がこのアプリケーショに対して SQL インジェクション攻撃を実行する可能性があります。(CVE-2012-0805)

python-sqlalchemy の全ユーザーは、パッチが含まれているこの更新済みパッケージにアップグレードし、この問題を修正することが推奨されます。更新を有効にするには、 SQLAlchemy を使用している実行中のすべてのアプリケーションを、再起動する必要があります。

ソリューション

影響を受ける python-sqlalchemy パッケージを更新してください。

参考資料

https://access.redhat.com/errata/RHSA-2012:0369

https://access.redhat.com/security/cve/cve-2012-0805

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 58284

ファイル名: redhat-RHSA-2012-0369.nasl

バージョン: 1.19

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2012/3/8

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:redhat:enterprise_linux:python-sqlalchemy, cpe:/o:redhat:enterprise_linux:6, cpe:/o:redhat:enterprise_linux:6.2

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu

パッチ公開日: 2012/3/7

脆弱性公開日: 2012/6/5

参照情報

CVE: CVE-2012-0805

RHSA: 2012:0369