Pidgin < 2.10.2 複数の DoS

medium Nessus プラグイン ID 58410

概要

リモート Windows ホストにインストールしたインスタントメッセージングクライアントは、複数のサービス拒否の脆弱性の影響を受ける可能性があります。

説明

リモートホストにインストールされている Pidgin のバージョンが 2.10.2 より前であるため、次の数脆弱性の影響を受ける可能性があります。

- 「gtkconv.c」における「pidgin_conv_chat_rename_user」関数のサービス拒否の脆弱性(NULL ポインターデリファレンス)。リモートの攻撃者が、XMPPチャットルームにいる際に特定のタイプのニックネーム変更を行うことで脆弱性を発生させることができる可能性があります。(CVE-2011-4939)

- oim.cのmsn_oim_report_to_user関数により、リモートのサーバーが、UTF-8エンコーディングなしのOIMメッセージを送信することでアプリケーションをクラッシュさせる可能性があります。(CVE-2012-1178)

ソリューション

Pidgin 2.10.2 または以降にアップグレードしてください。

参考資料

https://developer.pidgin.im/ticket/14392

http://pidgin.im/news/security/?id=60

http://pidgin.im/news/security/?id=61

https://developer.pidgin.im/ticket/14884

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 58410

ファイル名: pidgin_2_10_2.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: local

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2012/3/21

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.2

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.4

現状値: 4.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:pidgin:pidgin

必要な KB アイテム: SMB/Pidgin/Version

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2012/4/14

脆弱性公開日: 2011/7/8

参照情報

CVE: CVE-2011-4939, CVE-2012-1178

BID: 52475, 52476