Wireshark 1.4.x < 1.4.12 の複数のサービス拒否の脆弱性

medium Nessus プラグイン ID 58517

概要

リモート Windows ホストに、複数のサービスの拒否脆弱性の影響を受けるアプリケーションが含まれています。

説明

インストール済みの Wireshark バージョンは、Wireshark 1.4.12 より前の 1.4.x です。このバージョンは、以下の脆弱性の影響を受けます。

- 「ERF」データを読み取る場合に、pcap と pcap-ng パーサーがクラッシュする可能性のあるエラーが存在します。
(Issue 6804)

- NULL ポインターを逆参照した後、クラッシュする可能性のあるエラーが、「ANSI A」ディセクタに存在します。
(Issue 6823)

- 「MP2T」ディセクタにエラーが存在し、過剰なメモリの割り当てが可能になることで、クラッシュが発生する可能性があります。(Issue 6833)

ソリューション

Wireshark をバージョン 1.4.12 以降にアップグレードしてください。

参考資料

https://www.wireshark.org/security/wnpa-sec-2012-04.html

https://www.wireshark.org/security/wnpa-sec-2012-06.html

https://www.wireshark.org/security/wnpa-sec-2012-07.html

https://www.wireshark.org/docs/relnotes/wireshark-1.4.12.html

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 58517

ファイル名: wireshark_1_4_12.nasl

バージョン: 1.12

タイプ: local

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2012/3/28

更新日: 2023/3/9

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.4

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.3

現状値: 3.4

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:N/A:P

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:wireshark:wireshark

必要な KB アイテム: SMB/Wireshark/Installed

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2012/3/27

脆弱性公開日: 2012/3/27

参照情報

CVE: CVE-2012-1593, CVE-2012-1594, CVE-2012-1595, CVE-2012-1596

BID: 52735, 52736, 52737, 52738