OpenSSL 1.0.1 < 1.0.1c TLS/DTLS CBC でのサービス拒否

medium Nessus プラグイン ID 59078

概要

リモートホストは、サービス拒否脆弱性の影響を受けることがあります。

説明

バナーによると、リモート Web サーバーで 1.0.1c より前のバージョンの OpenSSL 1.0.1 が実行されています。それ自体、報告されているところによれば、OpenSSL ライブラリ自体がサービス拒否脆弱性の影響を受けます。

ファイル「ssl/d1_enc.c」の関数「dtls1_enc」に、整数アンダーフローエラーがあります。CBC モードの場合、TLS/DTLS パケットに関連する DTLS レコード長の値および明示的な初期化ベクトル長の値が適切に処理されません。このため、メモリ破損およびアプリケーションのクラッシュが発生することがあります。

ソリューション

OpenSSL 1.0.1c 以降にアップグレードしてください。

参考資料

https://www.openssl.org/news/secadv/20120510.txt

https://www.openssl.org/news/changelog.html

http://cvs.openssl.org/chngview?cn=22547

https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=820686

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 59078

ファイル名: openssl_1_0_1c.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: combined

エージェント: windows, macosx, unix

ファミリー: Web Servers

公開日: 2012/5/11

更新日: 2023/8/21

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

現状値: 3.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2012-2333

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:openssl:openssl

必要な KB アイテム: installed_sw/OpenSSL

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2012/5/10

脆弱性公開日: 2012/5/10

参照情報

CVE: CVE-2012-2333

BID: 53476